醸造科がある東京農業大学で開催。
蔵元や酒販店やライターなど各分野のスペシャリストによる品評会。
業界関係者約200名参加者全員が審査員。
毎年全国から約90蔵元が参加する勉強会。
開催内容
東京農業大学数岡教授に協力いただき毎年一回初秋頃、業界関係者に集まっていただき開催しています。
内容としましては各蔵元様より選び抜いた自慢のお酒(市販酒)を研究室にて成分分析していただきます。
データ化したものをタイプ別に分けブラインドを行いアンケートをとります。
サケカレッジでは、お酒の評価の際に精米歩合からクラス分けをし、更に分析値を基に香りが弱いものから強いものの順に並べるため、並べる順による評価の違いのない、より公平感のある評価を行えるのが特徴です。
上位三分の一を入賞酒として、グループ別トップに金賞酒で賞を授与、また最も点数が高かったものを日本酒大賞(旧最優秀賞酒)として賞を授与しています。
さらに、ブラインドきき酒後に先生の講義があり、その後には成分分析値を見ながら再きき酒を行います。
サケカレッジは、ブラインドきき酒・先生の講義・自分の評価と成分分析値の関係を照らし合わせることのでき、酒販店目線であればひとつの例でしかありませんが消費者にアドバイスする際に香が高いお酒ですよと感覚ではなく、どのくらい香が高いのかお客様がお酒を選ぶのに悩まれた時に的確なアドバイスができます。蔵元の造り目線など各々の分野で活かせる情報を得ることのできる他に類のない勉強会だと思います。
2024.9.5 更新
歴代受賞酒
酒のあらゆる分野のプロフェッショナル達が評価した酒を是非味わってみてください。
第六回 2024年9月4日開催
※参加蔵元
日本酒大賞(総合1位)
「秋田県・両関酒造・両関 純米吟醸 無濾過」
金賞酒・低精白グループ(1位)
「千葉県・小泉酒造・東魁盛 特別純米」
金賞酒・高精白グループ(1位)
「秋田県・両関酒造・両関 純米吟醸 無濾過」
金賞酒・生もと系グループ(1位)
「福島県・(名)大木代吉本店・自然郷BIO 特別純米」
酒販店グランプリ(酒屋評価1位)
「秋田県・両関酒造・両関 純米吟醸 無濾過」
蔵元グランプリ(酒造関係者1位)
「秋田県・両関酒造・両関 純米吟醸 無濾過」
※両関酒造:日本酒大賞、酒販店グランプリ、蔵元グランプリの三冠達成
第五回 2023年9月13日開催
日本酒大賞(総合1位)
「新潟県・高の井酒造・田友 純米吟醸」
(2023年から最優秀賞酒から日本酒大賞に変更)
金賞酒・低精白グループ(1位)
「新潟県・高の井酒造・田友 純米吟醸」
金賞酒・高精白グループ(1位)
「福島県・末廣酒造・猪之吉 純米吟醸 夢の香」
金賞酒・生もと系グループ(1位)
「茨城県・(株)武勇・武勇 特別純米 ひたち錦」
今年から追加
酒販店グランプリ(酒屋評価1位)
「福島県・末廣酒造・猪之吉 純米吟醸 夢の香」
蔵元グランプリ(酒造関係者1位)
「新潟県・高の井酒造・田友 純米吟醸」
2020~2022年 中止
第四回 2019年
最優秀賞酒
「滋賀県・笑四季酒造・笑四季 赤い糸 純米大吟醸 山田錦」
金賞酒
「長野県・土屋酒造・亀の海 生もと純米吟醸」
金賞酒
「愛媛県・石鎚酒造・石鎚 純米大吟醸 麹米:山田錦 掛米:松山三井」
第三回2018年
最優秀賞酒
「秋田県・齋彌酒造・雪の茅舎 秘伝山廃 純米吟醸」
金賞酒
「長野県・土屋酒造・亀の海 純米大吟醸 金紋錦」
金賞酒
「栃木県・小林酒造・鳳凰美田 剣 純米」
第二回 2017年
最優秀賞酒
「福島県・喜多の華酒造・金澤屋 純米吟醸」
金賞酒
「宮城県・川敬商店・黄金澤 純米吟醸 美山錦」
金賞酒
「秋田県・齋彌酒造・雪の茅舎 秘伝山廃 純米吟醸」
第一回 2016年
最優秀賞酒
「茨城県・(株)武勇・武勇 和 純米吟醸 雄町」
金賞酒
「群馬県・聖酒造・聖 純米吟醸 山田錦」
金賞酒
「茨城県・森島酒造・大観 純米吟醸 山田錦」